40代から挑む仕事探し※戦略レポート

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40代の仕事探し、明暗の分かれ道。

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1.転職市場での40代の価値とは?

 厚生労働省の発表によると、2014年に入っても、有効求人倍率は連続で改善されていることから、景気は回復傾向にあるといっても、過言ではないでしょう。これまでは人件費の高い40代の仕事探しは、難航を極めていましたが、今後は求人数も増え、活況を帯びることが予想されます。また、東京オリンピック開催決定に伴い、東日本大震災の復興事業もあることから、建築業界は深刻な人手不足に陥っていますし、自動車産業といったメーカー系も需要が増えています。

 ですが、仕事探しをしているすべての40代が、この恩恵に預かれるわけではありません。以前よりは求人数は増えているものの、そこで求められているのはスペシャリティを持ったミドル世代です。業務に直結する専門スキルだけでなく、組織改革を行って、成果をあげられる企業をつくる立役者になれるマネジメント力も、合わせて求められることがほとんどだからです。40代の仕事探しで成功するために、どんな準備が必要なのかを、しっかり認識して、準備しておきましょう。

2.仕事探しをする上での強みとは?

 年収やキャリアのアップが目的で仕事探しを考えているなら、業務独占資格者が断然、有利です。活況な建設業界でいうと、一級建築士や二級建築士のみならず、土木や電気など各種施工管理技士も、慢性的に不足しているのです。このように、ニーズは高い業界で、仕事をするために必要な資格を持っていることは、大きな強みになるでしょう。

 また、同じ業界や職種でも、大企業から中小企業、ベンチャー企業や新興企業に転職をするのなら、有利な条件を引き出せる可能性が高いです。大手企業には、一定の利益を上げ続けるシステムや習慣があるものです。組織ができあがっていない中小企業やベンチャー企業、新興企業は、そうしたノウハウを欲しがっています。大手企業は部課の育成ノウハウを持っていますので、そこでマネジメント経験があることは、仕事探しの上で最高のアピールポイントになります。

 40代が持つ特有の強みには、即戦力となりうる専門知識と、組織マネジメント能力があげられますが、それだけでは同年代のライバルに差をつけることはできません。応募企業にとって、自分にしかない強みを見つける努力をすることも必要です。

3.企業はミドル世代に何を求めるのか

 そもそも人件費が高くなる40代以上のミドル世代を採用するのは、企業に思惑があるからです。企業はまず、40代以降のミドル世代に、即戦力として成果をあげることを求めます。そのためには、応募する職において、スペシャリストとしての意識と能力が求められます。

 さらに企業は、ミドル世代に対して、マネジメントスキルや業界内の人的ネットワーク、組織対応力、変革推進能力など、企業の土台づくりを担う役割としての能力を求める傾向が強まっています。当然その能力には、裏打ちされる実績と経験がなければなりません。

 そしてミドル世代は、実務能力に加えて、採用担当者を納得させられる、プレゼン能力も求められます。転職活動の過程で、履歴書や職務経歴書、自己PR文など、さまざまな応募書類を作成します。そして、面接でも必ず、自己アピールの時間が設けられます。企業の採用担当者は、応募書類を見たときに、求職者の人物像をあり程度イメージしているものです。そこで、企業の応募ニーズを的確につかみ、自分が持っているキャリアやスキル、経験が採用後はどのように活かせると考えているのか、また職務だけでなく組織内の役割として、どんな貢献ができると思っているのかを、しっかりプレゼンするのです。そこで採用担当者に好感をもってもらえたら、採用の確率がぐっと上がるはずです。

4.良い情報が転職サイトに集まる理由

 求人情報はハローワークや新聞の求人欄、無料の求人情報誌などでも探すことができますが、良質なものを探そうと思うと、転職サイトが一番効率がよいものです。PCスキルがあることが当たり前で、どんな情報にも携帯電話からアクセスできる現代は、最新のツールを使いこなせない人材を中途採用しようとは思いません。自分の希望条件に合った求人を探したいなら、複数の転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

 転職サイトによって、強い業界や職種が異なるので、複数に登録しておくと、重複しない求人を探せるというメリットがあります。また、転職サイトのほとんどがスカウトサービスを提供しており、自分の経歴をレジュメにして登録しておくと、興味をもった企業から個別にオファーが届く可能性があるのです。さらにミドル世代向けに、ハイクラスやエグゼクティブを対象にしたコンテンツを用意している転職サイトもあります。

 転職サイトにやみくもに登録するのではなく、転職実績やサービスの内容をチェックしたうえで、ここぞと思うところを複数選ぶのが、活用のポイントです。その際、人材紹介会社と関連している転職サイトを、一つは選ぶようにしましょう。転職サイトではお目にかかれない、非公開求人や独占求人に出会うチャンスが広がるはずです。

5.ミドル世代はチャンスを確実につかもう!

 40代の仕事探しがしやすい流れはできつつありますが、自分が求める転職先と出会うためには、広く情報収集するとともに、自分に価値づけする努力が不可欠です。条件の良い求人には応募者が殺到するわけですから、魅力的な求人情報を収集できる環境と、企業が求人票には書かずに求める能力をしっかりリサーチし、短期決戦のつもりで転職活動を展開してください。2014年に入り、業績回復を実感した企業は、新規事業への投資を始めています。そこには、社内にはないノウハウを持った人材のニーズが、必ずあります。自分のこれまでのキャリアを振り返り、自分ならではの強みを探すとともに、蓄積したノウハウを応用することでできることはないかを、常に考える習慣をつけておきたいところです。

 40代の仕事探しでも、満足のいく結果を手にした方は、たくさんいらっしゃいます。自分の思いだけでなく、企業が求めるものは何かという視点で転職活動を始めると、変化が起こるかもしれません。数少ないチャンスを、確実にものにするという意気込みで、転職活動に臨んでください。

公開日:
最終更新日:2014/10/23